未来創造堂「魚群探知器を作った兄弟」

日本ではまだ、軍事ソナーでさえも未発達だった時代に長崎の
兄弟がラジオ修理から発展して魚群ソナー作りを始めた。
もし、実用化されれば漁が安定してできるためだ。

魚の群れには「泡」が発生する。その泡を突き止めるのは超音波

しかし、そう簡単にはいかなかった。出力を大きくすると船自体の雑音を
拾ってしまう。

人の知恵に終いは無い

兄の口癖である。センサーの位置をどうするか。
船の底に穴を開けるしかない。