期待としていたよりも違う反応

昨日の手軽にできる演示実験でアルミニウムと亜鉛の見分け方実験で硫酸アルミニウムと硫酸亜鉛を用いたが亜鉛の方の反応が期待どおり過剰の水酸化ナトリウムに溶けない。
そこで塩化アルミニウムと塩化亜鉛で今日はやってみた。塩化アルミニウムは少し黄変していたので不安だった。
水を入れて溶かすと激しく反応して反応熱で熱くなった。
塩化亜鉛の方は予備でやったところうまくいったのだが実際演示でみせると水になかなか溶けなかった。
そんな問題はあったが、なんとかきのうよりはきれいにテトラヒドロキソ亜鉛イオンを作ることができた。
さて、もう一つ、昨日の手軽実験で炭酸カルシウムの熱分解のやり方を書いたが何度やっても石灰水が濁るほどの二酸化炭素は出ない。
ということを今日改めて確認した。
加熱してできた物に水を加えるとフェノールフタレインが赤になることから水酸化カルシウムになったことは分かるがそのときに思うような発熱がない。加熱が足りないのか?それともこの方法のどこかに間違いがあるのか。そもそも実験書の類いにこの実験はないことから難しいのか?検討の余地がありそうである。