化学

最後の授業

今日で最後の授業になりました。今日はみんなに伝えたいことがある。 それは化学は教科書に載っているものだけでは無いものと言うこと。 例えば、今回のテスト範囲では炎色反応というのをやりました。 この炎色なんておぼえてどうなる。とか考えると思う。 …

アルカンの命名法

今日は、アルカンについてもう少し詳しく見ていく。 アルカンは炭素と水素だけでできている化合物。 たった2種類の元素出でできているのに命名が面倒だ。 まず、命名法のポイントは炭素の骨格を見つけること。 これは骨格がどんなに曲がっていても一続きに…

金属イオンの分離

6つのイオンの分離の仕方を段階を追って考えた。 さらに演習問題にもチャレンジ。そして、有機化合物、アルカンの命名法を行った。次回は異性体である。

有機化合物

まず、有機化合物は機能がある化合物ということで生物から作られる物質と考えられて来た。 しかし、人工的に作られることから炭素を骨格とした化合物になった。有機化合物を構成している元素は少ない。 そして、炭素の骨格の作り方は無限にあり種類はいっぱ…

金属の分離の演習

いろんな金属が含まれている時、それを分離する方法を前の時間にやった。 日常にあるものはいろんな金属を含むものが多くなっている。 それはさびにくくするためだったりする。さびにくくするため合金にする。 トタンは鉄に亜鉛をメッキすることで鉄をさびに…

金属イオンの分離と確認

今日は金属イオンの分離と確認をやった。 といっても実際にやるわけではなくコンピューターによるシミュレーションである。用いたイオンはAg+ Cu2+ Zn2+ Fe3+ Ca2+ Na+である。まずポイントを押さえながらやろう。まず沈殿するものが少ないものからやる。 そ…

クロムとマンガン

今日はクロムとマンガンの話です。 二つともいろんな酸化数の化合物を作ります。色々な酸化数ということは酸化数が変化する時に相手を酸化したり還元したりします。 特にクロムとマンガンの酸化物は酸化作用が大きい。 酸化作用が大きいということは生物にと…

銅、銀、鉄

今回はアイテムとして硫酸銅・五水和物、硝酸銀水溶液、アンモニア、希塩酸、ホカロン、石炭、ヘキサシアノ鉄酸カリウム、を登場しそれぞれの化学反応を見せながら進めました。意外にもホカロンの中の鉄はFe2+とFe3+が混ざっているという結果になった。予想…

鉄、クロム、マンガン

今日は二時間続きの授業でした。この分野は坂盛り沢山で色々ものを使ってやりたい所ですが、テストまであと4時間しかないということで結構焦っています。 今日は鉄の話から始めました。鉄は鉄鉱石を原料として得られる。 その主成分は赤く赤鉄鉱といわれる…

硫酸カルシウム

飽和塩化カルシウム水溶液に駒込ピペットでこれも硫酸ナトリウムの飽和水溶液を駒込ピペットで静かにいれると表面で結晶化して雪のように結晶が降り積もる。これが硫酸カルシウムである。 硫酸カルシウムはセッコウと言われる。 このセッコウを加熱したもの…

銅と銀

今日は雨降り、もう春なのかなぁ。 そんな中残り授業時間もわずかになってきました。 そんななかやったのが遷移元素、 まず共通点 すべて金属(重金属) 最外殼電子が1個か2個、 陽イオンになりやすい、 化合物やイオンは色が付いていることが多い。 と全…

カルシウムの反応

前回反応させた水とカルシウムでできた水溶液は水酸化カルシウム水溶液で別名石灰水という。 この石灰水は二酸化炭素の検出に使われる。ここで行きをストローで吹き込む、白く濁る。 さらに吹き込むと濁りが消える。 この反応が鍾乳洞で起きている。 この石…

両性元素

今日は、両性元素をまとめて扱いました。 はじめに「所さんの目がテン」から酸化アルミニウムからルビーの刀を作る話のビデオを見てから、アルミニウムを純粋にするためにアンモニアを使っていたのが分かるかな。 さびに含まれる亜鉛を除く方法としてアンモ…

アルミニウムとその化合物

アルミニウムは地殻上で酸素、ケイ素につぐ多い元素、ほとんどが酸化アルミニウム。 原料はボーキサイト、それを融解塩電解というやり方で電気分解で得られる。 つまりアルミニウムは電気をいっぱい使ってできている。アルミニウムは酸とも塩基とも反応して…

カルシウムの性質

時間がずれたので次のクラスには遅れてしまいました。今回は単体のカルシウムの性質ということで叩いて延ばして硬い金属、電気も流すというのをやりました。 水にいれて水素発生。 そのあとアルカリ金属の練習問題の復習と気体の性質の復習をやりました。

銅イオン、銀イオン、鉄イオン(生徒実験)

別のクラスでの遷移金属のイオンの反応の実験である。 今回は同時に同じ試薬を使わないように銅イオンと銀イオンから始めるグループと鉄イオンからはじめるグループとに分けた。 プリントに1mlとあるが、どれくらい? とかろ過はどうやってやるの?とかプ…

炭酸カルシウムと硫酸カルシウム

2本の試験管に 片方は硫酸ナトリウム水溶液・・・A液 片方は炭酸ナトリウム水溶液・・・B液 を用意します。別の試験管に塩化カルシウム水溶液を(C液)用意します。すべて無色透明です。ここで、A液とC液から 硫酸カルシウムの沈殿 A液とB液から 炭酸カルシ…

遷移金属元素に関する生徒実験

今日はひさしぶりに生徒実験を行った。 実験の内容は銀イオン、銅イオン、鉄の2価と3価のイオンの見分け方に関するものだった。 最初に銅イオンと銀イオンをやるということで各班、それぞれ硝酸銀水溶液と硫酸銅水溶液を試験管に3本ずつ取るところから始…

アルミニウムとその化合物

今日は最初に前回の復習ということで錯イオンの代表的なものの名前を考えるプリントをやったんです。 簡単なもの、テトラヒドロキソで始まるものとかだったのですが取り組んだ生徒が約3割。 プリントを提出した生徒は全体の8割。時間を25分とかけた割りに…

亜鉛とアルミニウムと水酸化ナトリウムとの反応

さて、明日の実験の準備のために亜鉛とすい参加ナトリウム水溶液で水素を発生させるというのをやろうとした。 塩酸を入れたらすぐに水素が出る亜鉛も水酸化ナトリウムでは反応しにくい。 少し加熱すると小さい気泡が出て来たがこれが水素かどうかを調べられ…

期待としていたよりも違う反応

昨日の手軽にできる演示実験でアルミニウムと亜鉛の見分け方実験で硫酸アルミニウムと硫酸亜鉛を用いたが亜鉛の方の反応が期待どおり過剰の水酸化ナトリウムに溶けない。 そこで塩化アルミニウムと塩化亜鉛で今日はやってみた。塩化アルミニウムは少し黄変し…

手軽に出来る演示実験

水酸化ナトリウムの性質 用意するもの 炭酸水素ナトリウム、薄い塩酸、ペットボトル500ml、水酸化ナトリウム(粒) 方法 ペットボトルに大匙3杯ぐらいの炭酸水素ナトリウムをいれる。薄い塩酸を30MLぐらい入れる。蓋をする。このとき炭酸水素ナト…

ナトリウムとカルシウム

クラスによってテストまでの時間が違う。 遅れてるクラスにあわせず決まった範囲までとにかくやる。というのは大変。 今日はまずアルカリ金属と水の反応をビデオで確認して化学反応式でまとめた。 水素と水酸化ナトリウムができる。 水酸化ナトリウムの製法…

カルシウムの性質

今日は不思議な現象が見られる石を持って来た。 この石は透明なのだがこれに透かして文字を見ると文字が重なって幾つも見える。 これはみんながよく知っている物質と同じ成分でもある。 これは方解石というものだ。 同じ成分からできた物をもう一つ持って来…

アルカリ金属

今日は文系クラスのアルカリ金属の授業です。 自然界には多く含まれるがそれはほとんど化合物として海水や岩石中にある。 このアルカリ金属は周期表の一番左で水素を除く、リチウム、ナトリウム、カリウム等である。 ここにそれらの金属を持って来た。自然界…

ケイ素の科学

今日はケイ素の化学です。 ケイ素といってもなかなかピンとこないがそれは余りにもありふれているからかもしれない。 岩石などを構成する成分の元素、それがケイ素である。 しかし、天然にはケイ素の単体は存在しない。 人工的に電気分解などで作られる。こ…

ナトリウム化合物

今日は5・6時間目で連続授業である。ナトリウム化合物として最初に水酸化ナトリウムの話からスタート この物質は改めていうことはないが強塩基の代表的な物質だ。医薬品やパルプ、繊維など色々なものを作る原料になる。塩化ナトリウム水溶液を電気分解する…

アルカリ金属

今日から、「金属」にはいります。まず、周期表の一番左側の1属からやっていきます。 アルカリ金属はどれも単体は自然界に存在しません。この金属を得るために、電気の力を使います。 それだけこの物質はいろんなものと結びつく力が強いんです。ほとんどが…

硝酸とリン酸

前回は硝酸の作り方でおわった。硝酸はいろいろなものの原料になる。火薬や衣料品、肥料から染料とそのようとはいろいろだ。その硝酸には大きな特徴がある。 原料も激しい性質で酸化させる力が大きい(酸化力がおおきい)硝酸は反応しやすいので光や熱などで…

ケイ素

今日は周期表を持ってきた。炭素とケイ素は同じ14属の元素、ここに14属の元素をもってきた。 ケイ素、スズ、鉛である、どれも銀白色をしている。スズと鉛は金属だから電気伝導性がある。一方、炭素も黒鉛は電気伝導性があった。これらはすべて価電子4つ…