動物セラピー関係から
- 作者: 成田青央
- 出版社/メーカー: リベルタ出版
- 発売日: 2002/12
- メディア: 単行本
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はじめにペットをおもちゃのように扱う人に向けての痛烈なメッセージがあります。
続いてペットショップに対するメッセージがあります。
さらにブリーダーに対するメッセージもあります。
ペットは物ではなくコンパニオンアニマルなんだという主張です。
中の文章は実験動物にまで警鐘を鳴らしています。
この本はデフレスパイラルで日本経済が落ち込んでいるときに書かれた本なので少し気が重くなる本です。
検証アニマルセラピー―ペットで心とからだが癒せるか (ブルーバックス (B-1252))
- 作者: 林良博
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/05
- メディア: 新書
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しかし、この本においても「アニマルセラピー」は飼い主が「セラピーをしている」と思い込んでいるだけで
動物にとって見ればストレスであるということが述べてあります。
セラピーは一時的な接触でどうにかなるものではないということも書いてあります。親密な動物との関係においてはじめて成り立つともあります。
この2冊の本を読むと次のことが言えます。
1 ペットとして最良なのは犬やネコなどのように昔から人間と付き合いの長いものがいい。
2 ペットを飼うことで「世話をすること」ということが健康づくりになる。
3 ペットは余生まで責任を持つ
4 ペットを飼うには莫大な経費がかかることを覚悟しなければならない
などがいえます。