赤いハンカチが消える日(テレメンタリー)

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郵政の民営化。一日に100件に満たないところのATMの廃止や郵便局の統合が各地で行われている。
そのなかで今までのサービスの確保も必要とされている。

統合された後、要求されたこと。それは郵便局員の配達範囲の拡大とそれによるヒトとのつながりが離れていったこと。

赤いハンカチ制度は過疎化、高齢化の中で生まれた制度だった。
郵便局まで出かけられない高齢者は赤いハンカチをかけておく。
すると、郵便配達に来た局員がそこにより、貯金業務などを行ってくれた。

しかし、郵政は民営化で、郵便と貯金は切り離された。

赤いハンカチ制度は続けられても、局員は貯金業務は行えない。
また、局員は忙しくて、できることが出来なくなった。

これが「郵政民営化」だったんですね。過疎地などの弱者を見捨てる。

こういうところの福祉こそ今求められていると思うのですが。