ペットと人間との関係の本

ヒトはなぜペットを食べないか (文春新書)

ヒトはなぜペットを食べないか (文春新書)

犬は昔から家畜とされていた。それは食べるためだった。というのは驚きである。
つまり、飼い主に従順な動物はいろいろな面で使え、さらに食べ物にもなった。
この本では犬食をドッグイーターと称し、その歴史を見ている。
鷹狩りのときに犬を飼っていた。それは鷹の餌のため。
古い文献にドッグイーターがないのは、読み書きできる人間がわずかしかいないなか、
読み書きの出来ない人々には当然の文化だったから。
 本ではなぜ食べなくなったかについて書かれてある。