血液型の推定

今日は血液型の推定をやってみよう。
血液型にはAとBとOという3つの遺伝子が関係している。
このように3つ以上の対立遺伝子がある場合を複対立遺伝子と言う。
今、次のような家系があったとしよう。
自分の血液型はB型、父親の血液型はA型で父方の祖父の血液型はO型、父方の祖母がA型。
母親の血液型は分からないが、母方のおじがA型で母方の祖父がO型という家系だ。
まず、母親の血液型を考えてみよう。自分がB型でこれは父親はBという遺伝子がない。
だから母親はBという遺伝子を持っている。母親の祖父はO型よりその遺伝子Oをもつ。
つまり遺伝子型がBO、表現型はB型になる。
母親がBO,でおじがA型であることから、祖母はAとBの遺伝子を持つ。つまりABの遺伝子型である。このように分からない遺伝子を決めることができる。