「休日に寝だめ」は逆効果=平日差大きいほど不眠、抑うつ−働く人の睡眠調査

3月17日6時31分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070317-00000014-jij-soci

普段の寝不足、休日に補えません−。休みの日に遅くまで寝ている人ほど、不眠や抑うつを訴える割合の高いことが17日、働く人を対象とする内村直尚久留米大助教授(精神神経学)の調査で分かった。平日の睡眠時間の短さは、抑うつと強く関連していた。

こういう調査の結果は面白いですね。寝だめは意味がないというのは昔から言われていますが統計的にこのようなことがわかるのは面白い。

人間の生活リズム(概日リズム サーカディアンリズム)は24時間周期といわれています。それは太陽の光とともにリセットされる正確な時計でこの時計に合わせてからだのホルモンバランス、体温や体の各機能のリズムが決められている。

時差ぼけとか起こすのもこのリズムが狂うためです。起きているときに交感神経が働き寝ているときに副交感神経が働く。そのリズムが崩れると統合失調症になり、抑うつにもなると言われる。

普段から睡眠不足な人は自律神経のバランスが狂い始めているのであるから、それを何とかしなければいけない。
しかし、それは休みの寝だめではどうにもならないどころか悪化させてしまうと言うのは興味深い。