代理出産、親子関係認めず 最高裁、向井亜紀さん問題で

2007年03月23日21時40分

第二小法廷は「代理出産は公知の事実で、(明治時代に制定された)民法の想定していない事態だ」と指摘。「遺伝的なつながりのある子を持ちたいという真摯(しんし)な希望と、他の女性に出産を依頼することについての社会一般の倫理的感情を踏まえ、立法による速やかな対応が強く望まれる」と述べて、法整備を急ぐよう国会に異例の注文をつけた。

先日、向井亜紀さんについて、代理母による双子が誕生するまでを追った話のドラマが放送されました。
フジテレビ ドラマ「会いたかった」公式ページ
http://www.fujitv.co.jp/index.html

代理母に付いて、女性を産む道具にしているなどのバッシングがおこり精神的につらかった話などがあった。
それだけに誕生してきた子どもまでもつらい思いをさせるというのはどんなに心が痛むだろう。

明治に作られた民法がまだ効力がある。

遺伝子上で親子関係が認められれば親子であるというようにはならないのかな?

今回の最高裁の判決では「特別養子縁組」という言葉が示唆された。
現行の制度ではこの方法しかないのかなと思うと法整備が急がれます。

法整備といえば、現在、離婚後、300日経たないと女性は再婚できないとされているものを100日に短縮する
というのが与党PTで話し合われている。PTとはプロジェクトチームのことらしいです。初め聞いたときは何かと思いました。