アルツハイマー病:原因物質の蓄積を抑える酵素発見 大阪

http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070327k0000m040156000c.html

 アルツハイマー病の原因となるたんぱく質「アミロイドベータ」が脳で分解されずに蓄積するのを抑える物質を、大阪バイオサイエンス研究所などの研究チームが見つけ、26日付の米科学アカデミー紀要に発表した。この物質は、睡眠を促すホルモン「プロエスグランジンD2」を作り出す酵素。チームは「この酵素が十分に働かなくなると、アルツハイマー病を発症する可能性が高まると予想される」と話す。

アルツハイマー病が最近、特集が組まれていたり、ドラマになったりしていますがアルツハイマー病はなかなか予測することが難しい病気です。現在は病状が進行しないようにすることが治療に重きをおかれているが、この研究が新たな治療に結びつく可能性があるだけに期待が高まる。