プラナリアの再生実験

プラナリアという生物を知っているだろうか。
ここにプラナリアを紹介した本がある。

切っても切ってもプラナリア (科学であそぼう (4))

切っても切ってもプラナリア (科学であそぼう (4))

この本によるとバラバラにきられても切られても、切られたところからなくなった部分を再生してしまう。
またプラナリアには色々な性質があるのでここでそれを押さえて置こう。
まず光に対して逃げるという性質。
これは負の走光性という。これを確かめて見よう。
スライドガラスの上にプラナリアをおき、実体顕微鏡で観察して見る。
より目とか観察できただろうか?
さらに実験室を暗くして横から光を当てて、その様子を見る。
光から逃げて行くのが分かる。
さて、プラナリアは再生能力が大きくすごい生き物だが、これが最近減少している。
それはこのプラナリアがきれいな川にしか住まないと言う性質があるためだ。
このプラナリアも川の上流で見つけて来たものだ。
動きが鈍いのは寒いため、そして一週間何も餌を与えていない。
それは、再生実験をする時にえさを食べていたら消化液が出てそれにより自分が溶かされてしまうためだ。
さて、早速再生実験をやってみよう。
今回、メスを用意した。
これで一気に切るのだが切っても動いているのが分かるか。
光を当てて確認する。
このまま、水の中にもどす。
来週どの程度再生しているか確認してみよう。