アルカリ金属

 今日から、「金属」にはいります。まず、周期表の一番左側の1属からやっていきます。
アルカリ金属はどれも単体は自然界に存在しません。この金属を得るために、電気の力を使います。
それだけこの物質はいろんなものと結びつく力が強いんです。ほとんどが「塩」という形で存在しています。

電気の力を使うといっても水溶液では電気分解できません。それはこの金属のイオンはイオン化傾向が大きいため、電気分解をするとどうなるんだったけ?

まず、電気分解で金属が出てくるのは「陰極だっけ?」「陽極だっけ?」

生徒「陰極」

さて、塩化ナトリウム水溶液、陰極から出るのは何だったっけ?

陰極だからプラスイオンが関係するんだよね。
 思い出せなかったら、簡単な塩酸の電気分解を思い出そう。
塩酸は陰極によってくるのは 水素

塩化ナトリウムも 水素!
 陰極はほとんどが水素!

だから水素が出ない状態で電気分解をしなければいけない。
しかし、塩は固体では電気が流れにくい。そこで加熱して液体にする。
そして電気を流す。これを融解電解という。

理科ねっとわーく
http://www.rikanet.jst.go.jp/

からリチウム、ナトリウム、カリウムの切断の様子を動画で見る。
次に水との反応をみる。アルカリ性になり、水素を発生させる。

2Na+2H2O → 2NaOH + H2

周期表の下に行くほど原子半径は大きくなり、イオン化エネルギーは小さくなる。
つまり1価の用紙音になりやすい。

アルカリ金属の検出法
 アルカリ金属は沈殿物が無い。
 そこで、沈殿とかで検出できない。
 このため、炎色反応と呼ばれる方法で調べる。

炎色反応はここで覚えよう

Li    Na     K     Cu  Ca   Sr      Ba
リチウム ナトリウム カリウム 銅  カルシウム  ストロンチウム   バリウム 
赤    黄色    赤紫   緑  橙    紅      緑
リアカー なき    K村  で動力 かるとう するもくれない 馬力